孔雀石 — 一問一答
- Q.孔雀石の硬さ(モース硬度)は?
- A.孔雀石のモース硬度は3.5〜4です。比重は3.90〜4.03です。
- Q.孔雀石の見分け方は?
- A.鮮やかな緑+同心円の縞模様。酸で発泡(炭酸塩)。同じ銅二次鉱物でも青いものは藍銅鉱で、色で容易に区別できる。
- Q.孔雀石は何色?
- A.孔雀石の色は濃淡の緑(縞模様)です。
基本データ・物性
物性値は下記「出典」に基づき転記しています。推測値は載せていません。
| 化学式 | Cu₂CO₃(OH)₂ |
|---|---|
| 結晶系 | 単斜晶系(晶癖:鍾乳状・塊状(縞)) |
| 色 | 濃淡の緑(縞模様) |
| モース硬度 | 3.5〜4 |
| 比重 | 3.90〜4.03 |
| 光沢 | 絹糸〜土状光沢 |
| 条痕 | 淡緑 |
| 透明度 | 不透明 |
| 劈開 | 一方向に完全 |
| 断口 | 貝殻状 |
| 主な産地 | コンゴ民主共和国、ロシア(ウラル)、ナミビア、オーストラリア |
| 用途 | 装飾・工芸、かつては緑の顔料、銅の鉱石 |
| 宝石としての扱い | やわらかいためカボションや工芸品に。研磨時の粉に注意。 |
| 希少性 | やや珍しい |
| 物性値の出典 | Mindat.org(鉱物データベース) |
物性の目安
モース硬度3.5〜4 / 10
滑石1石英7ダイヤ10
比重(ずっしり感)3.90〜4.03
水1石英2.65金19
硬度はひっかき傷のつきにくさ、比重は同体積の水の何倍重いかを表します。
科学でわかること
同じページのまま、上の切り替えで「こども向け/大人向け」の解説に変わります。
孔雀石(くじゃくいし)は、こい緑色のしま模様がきれいな石です。クジャクの羽のもように似ているのでこの名前がつきました。銅(どう)からできていて、みがくとつやつやの緑になります。むかしは緑色のえのぐにも使われました。
歴史・文化
古代エジプトではアイシャドウや顔料に使われ、ロシアでは室内装飾や工芸品(マラカイトの間)に大量に用いられました。銅の鉱石としても重要で、緑色は銅の存在を示すサインでした。
言い伝え(参考)
ここは科学的根拠のない文化的な言い伝えです。効果を保証するものではありません。
天然石として「魔よけ」などと語られることがありますが、文化的な扱いであり科学的根拠はありません。参考として紹介します。
🔬 自由研究のヒント
10円玉(銅)が緑色にさびる「緑青(ろくしょう)」と、孔雀石の緑が同じ銅由来であることを調べよう。銅が緑になる理由をまとめる自由研究になります。
⚠ 注意したいこと
銅をふくむため、粉やとぎ汁を口に入れない・吸わないこと。研磨は大人と行い、手をよく洗いましょう。
似ている鉱物との見分け
似た色の鉱物
天然石のほかの鉱物
画像クレジット:
Robert M. Lavinsky / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)(CC BY-SA 3.0)
参考・出典:
Mindat.org(鉱物データベース)(Hudson Institute of Mineralogy)
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最終更新:2026年5月30日 | この情報の誤りを報告する