ラピスラズリ
金の粒がきらめく、深い青の「石」(岩石)
主に青金石ラズライトからなる岩石。黄鉄鉱の金色の粒を伴う深い青で、ウルトラマリンの原料だった。
- Q.ラピスラズリの硬さ(モース硬度)は?
- A.ラピスラズリのモース硬度は5〜5.5です。比重は2.70〜2.90です。
- Q.ラピスラズリの見分け方は?
- A.深い青に黄鉄鉱の金色の粒。同じ青のソーダライトには金粒がなく、アズライトは酸で発泡する点で区別できる。
- Q.ラピスラズリは何色?
- A.ラピスラズリの色は群青色+金色の斑です。
- Q.ラピスラズリは何月の誕生石?
- A.ラピスラズリ(およびその変種)は9月・12月の誕生石とされています。誕生石は文化的な習わしで、効果を保証するものではありません。
物性値は下記「出典」に基づき転記しています。推測値は載せていません。
| 化学式 | 主成分: (Na,Ca)₈(AlSiO₄)₆(S,SO₄,Cl)₂(ラズライト) |
|---|---|
| 結晶系 | 等軸晶系(岩石)(晶癖:塊状(岩石)) |
| 色 | 群青色+金色の斑 |
| モース硬度 | 5〜5.5 |
| 比重 | 2.70〜2.90 |
| 光沢 | ガラス〜鈍い光沢 |
| 条痕 | 淡青 |
| 透明度 | 不透明 |
| 劈開 | なし(岩石) |
| 断口 | 不平坦 |
| 主な産地 | アフガニスタン、チリ、ロシア(バイカル) |
| 用途 | 装飾・工芸、かつては青の顔料(ウルトラマリン) |
| 宝石としての扱い | 染色・樹脂処理品があり、色の安定性に差がある。 |
| 希少性 | やや珍しい |
| 物性値の出典 | Mindat.org(鉱物データベース) |
硬度はひっかき傷のつきにくさ、比重は同体積の水の何倍重いかを表します。
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ラピスラズリは、夜空のように深い青の石で、金色の点(黄鉄鉱)がきらきらしています。じつは一つの鉱物ではなく、いくつかの鉱物がまざった「岩石」です。むかしは高価な青色のえのぐ(ウルトラマリン)のもとになりました。
古代エジプトのツタンカーメンの黄金のマスクにも象嵌され、メソポタミアでも珍重されました。日本では仏教の七宝のひとつ「瑠璃」とされ、ヨーロッパでは聖母マリアの衣の青(ウルトラマリン)に用いられました。
ここは科学的根拠のない文化的な言い伝えです。効果を保証するものではありません。
「天空・聖性の象徴」「邪気をはらう」などの言い伝えは文化的な扱いであり、科学的根拠はありません。参考として紹介します。
🔬 自由研究のヒント
ラピスラズリが「岩石(複数の鉱物の集合)」であることを、青・白・金の各部分を観察して確かめよう。単一鉱物(水晶など)とのちがいをまとめる自由研究になります。
⚠ 注意したいこと
やわらかく、水や酸、汗で傷みやすい石です。長時間の水洗いや薬品を避けましょう。染色した模造品も出回っています。
※事実は複数の情報源で確認し、本文はすべて自分の言葉で執筆しています。誤りに気づいたら修正報告からお知らせください。
最終更新:2026年5月30日 | この情報の誤りを報告する