藍銅鉱 — 一問一答
- Q.藍銅鉱の硬さ(モース硬度)は?
- A.藍銅鉱のモース硬度は3.5〜4です。比重は3.77〜3.78です。
- Q.藍銅鉱の見分け方は?
- A.深い青+酸で発泡(炭酸塩)。同じ青でもトルコ石(硬度5〜6・無発泡)やラピスラズリ(硬度5〜5.5・黄鉄鉱の金粒)とは硬度と発泡で区別できる。
- Q.藍銅鉱は何色?
- A.藍銅鉱の色は濃い藍青色です。
基本データ・物性
物性値は下記「出典」に基づき転記しています。推測値は載せていません。
| 化学式 | Cu₃(CO₃)₂(OH)₂ |
|---|---|
| 結晶系 | 単斜晶系(晶癖:柱状・塊状) |
| 色 | 濃い藍青色 |
| モース硬度 | 3.5〜4 |
| 比重 | 3.77〜3.78 |
| 光沢 | ガラス光沢 |
| 条痕 | 淡青 |
| 透明度 | 半透明〜不透明 |
| 劈開 | 良好 |
| 断口 | 貝殻状 |
| 主な産地 | モロッコ、ナミビア、アメリカ(アリゾナ州)、オーストラリア |
| 用途 | 装飾標本、かつては青の顔料、銅探査の指標 |
| 宝石としての扱い | やわらかく変質しやすいため標本中心。 |
| 希少性 | やや珍しい |
| 物性値の出典 | Mindat.org(鉱物データベース) |
物性の目安
モース硬度3.5〜4 / 10
滑石1石英7ダイヤ10
比重(ずっしり感)3.77〜3.78
水1石英2.65金19
硬度はひっかき傷のつきにくさ、比重は同体積の水の何倍重いかを表します。
科学でわかること
同じページのまま、上の切り替えで「こども向け/大人向け」の解説に変わります。
藍銅鉱(らんどうこう)は、ふかいあお色の石です。孔雀石とおなじ銅のなかまで、よくとなりあって見つかります。長い時間がたつと、青がだんだん緑(孔雀石)にかわることがあります。むかしは青色のえのぐ(岩群青)に使われました。
歴史・文化
中世ヨーロッパや日本画で青の顔料として珍重されましたが、安定なラピスラズリ(ウルトラマリン)に比べて変色しやすいことが知られていました。銅鉱石を探す指標鉱物でもありました。
言い伝え(参考)
ここは科学的根拠のない文化的な言い伝えです。効果を保証するものではありません。
天然石として語られる効果は文化的な扱いであり、科学的根拠はありません。参考として紹介します。
🔬 自由研究のヒント
藍銅鉱(青)と孔雀石(緑)が同じ銅からできていることを調べ、「青が緑に変わる」変化を、銅の化合物の安定性から考えてみよう。
⚠ 注意したいこと
銅をふくむため、粉を吸わない・口に入れないこと。研磨は大人と行いましょう。
似ている鉱物との見分け
似た色の鉱物
天然石のほかの鉱物
画像クレジット:
Robert M. Lavinsky / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)(CC BY-SA 3.0)
参考・出典:
Mindat.org(鉱物データベース)(Hudson Institute of Mineralogy)
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最終更新:2026年5月30日 | この情報の誤りを報告する