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燐灰石の写真
鉱物 蛍光性

燐灰石りんかいせき

Apatite
別名:アパタイト

モース硬度5の基準。歯や骨にも含まれる鉱物

リン酸カルシウムの鉱物。硬度5の基準で、私たちの歯や骨の主成分(ハイドロキシアパタイト)の仲間。

硬度 5
比重 3.16〜3.22
結晶系 六方晶系
化学式 Ca₅(PO₄)₃(F,Cl,OH)
解説の見せ方:
燐灰石 — 一問一答
Q.燐灰石の硬さ(モース硬度)は?
A.燐灰石のモース硬度は5です。比重は3.16〜3.22です。
Q.燐灰石の見分け方は?
A.硬度5でナイフ(5.5)にぎりぎり傷つき、ガラスは傷つけにくい。緑のものはペリドット(硬度6.5)やエメラルド(7.5)より軟らかい点で区別できる。
Q.燐灰石は何色?
A.燐灰石の色は緑・青・黄・無色です。
基本データ・物性

物性値は下記「出典」に基づき転記しています。推測値は載せていません。

化学式Ca₅(PO₄)₃(F,Cl,OH)
結晶系六方晶系(晶癖:六角柱状)
緑・青・黄・無色
モース硬度5
比重3.16〜3.22
光沢ガラス光沢
条痕
透明度透明〜半透明
劈開不明瞭
断口貝殻状
蛍光あり:産地により紫外線で黄・橙などに蛍光する。
主な産地ブラジル、メキシコ、カナダ、マダガスカル
用途リン肥料・リン酸の原料、宝飾
宝石としての扱い青緑のネオンカラー(パライバ風)が人気。比較的やわらかい。
希少性やや珍しい
物性値の出典 Mindat.org(鉱物データベース)
物性の目安
モース硬度5 / 10
滑石1石英7ダイヤ10
比重(ずっしり感)3.16〜3.22
水1石英2.65金19

硬度はひっかき傷のつきにくさ、比重は同体積の水の何倍重いかを表します。

🔎

見分け方の決め手

硬度5でナイフ(5.5)にぎりぎり傷つき、ガラスは傷つけにくい。緑のものはペリドット(硬度6.5)やエメラルド(7.5)より軟らかい点で区別できる。

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科学でわかること

同じページのまま、上の切り替えで「こども向け/大人向け」の解説に変わります。

燐灰石(りんかいせき)=アパタイトは、モース硬度5のちょうど真ん中くらいの硬さの石です。じつは、わたしたちの歯やほねも、これとよくにた成分(ハイドロキシアパタイト)でできています。みどりや青などきれいな色になります。

歴史・文化

名はギリシャ語 apatáō(だます)に由来し、ほかの宝石と間違えられやすいことからつけられました。リン肥料の原料として近代農業を支えています。

言い伝え(参考)

ここは科学的根拠のない文化的な言い伝えです。効果を保証するものではありません。

天然石として語られる効能は文化的な扱いで、科学的根拠はありません。参考として紹介します。

🔬 自由研究のヒント

「歯や骨は鉱物の仲間でできている」を、アパタイトの成分(リン酸カルシウム)と歯の成分をくらべて調べよう。硬度5という値の意味も合わせて。

⚠ 注意したいこと

宝石質のものは比較的やわらかく傷つきやすいので、ぶつけないように扱いましょう。

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鉱物のほかの鉱物
画像クレジット: Modris Baum(Wikimedia Commons, Public domain)
参考・出典: Mindat.org(鉱物データベース)(Hudson Institute of Mineralogy)

※事実は複数の情報源で確認し、本文はすべて自分の言葉で執筆しています。誤りに気づいたら修正報告からお知らせください。

最終更新:2026年5月30日 | この情報の誤りを報告する