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方解石の写真

方解石ほうかいせき

Calcite
別名:カルサイト、アイスランドスパー

酸でとけて泡を出す、石灰岩をつくる鉱物

炭酸カルシウムからなる鉱物。希塩酸で泡を出し、劈開でひし形(菱面体)に割れるのが特徴。

硬度 3
比重 2.71
結晶系 三方晶系
化学式 CaCO₃
解説の見せ方:
方解石 — 一問一答
Q.方解石の硬さ(モース硬度)は?
A.方解石のモース硬度は3です。比重は2.71です。
Q.方解石の見分け方は?
A.希塩酸(うすい酸)で発泡する=炭酸塩鉱物。さらに硬度3でナイフ傷がつき、菱面体に劈開する点が、見た目の似た石英(硬度7・無発泡)との決め手。
Q.方解石は何色?
A.方解石の色は無色〜白(不純物で多色)です。
基本データ・物性

物性値は下記「出典」に基づき転記しています。推測値は載せていません。

化学式CaCO₃
結晶系三方晶系(晶癖:菱面体・犬牙状)
無色〜白(不純物で多色)
モース硬度3
比重2.71
光沢ガラス光沢
条痕
透明度透明〜半透明
劈開三方向に完全(菱面体)
断口貝殻状
蛍光あり:産地により紫外線で赤・橙などに蛍光することがある。
主な産地アイスランド、メキシコ、アメリカ、日本(各地の石灰岩地帯)
用途セメント・石灰・製鉄の材料、光学用途
宝石としての扱いやわらかく劈開しやすいため宝飾には不向きで、コレクション標本が中心。
希少性よく見られる
物性値の出典 Mindat.org(鉱物データベース)
物性の目安
モース硬度3 / 10
滑石1石英7ダイヤ10
比重(ずっしり感)2.71
水1石英2.65金19

硬度はひっかき傷のつきにくさ、比重は同体積の水の何倍重いかを表します。

🔎

見分け方の決め手

希塩酸(うすい酸)で発泡する=炭酸塩鉱物。さらに硬度3でナイフ傷がつき、菱面体に劈開する点が、見た目の似た石英(硬度7・無発泡)との決め手。

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科学でわかること

同じページのまま、上の切り替えで「こども向け/大人向け」の解説に変わります。

方解石(ほうかいせき)は、石灰岩(せっかいがん)やチョークのもとになる石です。うすい酸(さんせい)をかけると、シュワシュワとあわ(二酸化炭素)を出します。ハンマーでたたくと、ひしがたのブロックのようにきれいに割れます。とうめいな結晶ごしに字を見ると、二重に見えることもあります。

歴史・文化

透明な方解石(アイスランドスパー)は、光を二つに分ける性質から、かつて偏光の研究や光学機器に使われました。バイキングが曇天でも太陽の位置を知る「サンストーン」に方解石を使ったという説もあります。石灰岩はセメントや製鉄の材料として暮らしを支えています。

言い伝え(参考)

ここは科学的根拠のない文化的な言い伝えです。効果を保証するものではありません。

天然石として「気持ちを明るくする」などと語られることがありますが、これは文化的な扱いであり、科学的な裏づけはありません。参考までに紹介します。

🔬 自由研究のヒント

食用の酢(うすい酸)を方解石や貝がら・卵のからにかけて、あわの出方をくらべてみよう。どれも炭酸カルシウムでできていることがわかります(※実験は大人といっしょに)。

⚠ 注意したいこと

酸を使う実験は、必ず大人といっしょに、目や皮ふにつかないよう注意して行いましょう。

似ている鉱物との見分け
似た色の鉱物
鉱物のほかの鉱物
画像クレジット: Robert M. Lavinsky / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)(CC BY-SA 3.0
参考・出典: Mindat.org(鉱物データベース)(Hudson Institute of Mineralogy)

※事実は複数の情報源で確認し、本文はすべて自分の言葉で執筆しています。誤りに気づいたら修正報告からお知らせください。

最終更新:2026年5月30日 | この情報の誤りを報告する