正長石 — 一問一答
- Q.正長石の硬さ(モース硬度)は?
- A.正長石のモース硬度は6です。比重は2.55〜2.63です。
- Q.正長石の見分け方は?
- A.硬度6でガラス(5.5)を傷つけられるが石英(7)には傷つけられる側。約90°の二方向の劈開面が見えれば長石。劈開のない石英との決め手になる。
- Q.正長石は何色?
- A.正長石の色は白・淡桃・灰(変種で青)です。
- Q.正長石は何月の誕生石?
- A.正長石(およびその変種)は6月の誕生石とされています。誕生石は文化的な習わしで、効果を保証するものではありません。
基本データ・物性
物性値は下記「出典」に基づき転記しています。推測値は載せていません。
| 化学式 | KAlSi₃O₈ |
|---|---|
| 結晶系 | 単斜晶系(晶癖:柱状・塊状) |
| 色 | 白・淡桃・灰(変種で青) |
| モース硬度 | 6 |
| 比重 | 2.55〜2.63 |
| 光沢 | ガラス〜真珠光沢 |
| 条痕 | 白 |
| 透明度 | 半透明〜不透明 |
| 劈開 | 二方向に良好(約90°) |
| 断口 | 不平坦 |
| 主な産地 | スリランカ、インド、マダガスカル、日本 |
| 用途 | 陶磁器・ガラスの原料、宝飾(ムーンストーン等) |
| 宝石としての扱い | ムーンストーンのシラー(青い閃光)は内部の層構造による。 |
| 希少性 | よく見られる |
| 物性値の出典 | Mindat.org(鉱物データベース) |
物性の目安
モース硬度6 / 10
滑石1石英7ダイヤ10
比重(ずっしり感)2.55〜2.63
水1石英2.65金19
硬度はひっかき傷のつきにくさ、比重は同体積の水の何倍重いかを表します。
科学でわかること
同じページのまま、上の切り替えで「こども向け/大人向け」の解説に変わります。
正長石(せいちょうせき)は、地面の中にとても多い「長石(ちょうせき)」のなかまで、モース硬度6の基準です。花こう岩の白っぽいつぶの多くがこれです。青白くやわらかい光をはなつ「ムーンストーン」も長石のなかまで、6月のたんじょう石です。
歴史・文化
ムーンストーンは月の光を宿す石として各地で愛され、アール・ヌーヴォーの装身具にも多用されました。長石は陶磁器やガラスの原料として暮らしを支えます。
言い伝え(参考)
ここは科学的根拠のない文化的な言い伝えです。効果を保証するものではありません。
ムーンストーンの「旅人の守り」などの言い伝えは文化的なもので、科学的根拠はありません。参考として紹介します。
🔬 自由研究のヒント
花こう岩を観察し、石英(透明・劈開なし)と長石(白っぽい・直角の劈開面)を見分けてみよう。地殻をつくる鉱物の割合を調べる研究になります。
⚠ 注意したいこと
劈開で割れやすい結晶です。取り扱い時にぶつけないようにしましょう。
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画像クレジット:
Robert M. Lavinsky / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)(CC BY-SA 3.0)
参考・出典:
Mindat.org(鉱物データベース)(Hudson Institute of Mineralogy)
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最終更新:2026年5月30日 | この情報の誤りを報告する