石膏 — 一問一答
- Q.石膏の硬さ(モース硬度)は?
- A.石膏のモース硬度は2です。比重は2.30〜2.37です。
- Q.石膏の見分け方は?
- A.爪で傷がつき(硬度2)、薄くはがれる。よく似た無色の方解石(硬度3・酸で発泡)とは、爪で傷がつくか・酸に反応するかで区別できる。
- Q.石膏は何色?
- A.石膏の色は無色〜白(不純物で多色)です。
基本データ・物性
物性値は下記「出典」に基づき転記しています。推測値は載せていません。
| 化学式 | CaSO₄·2H₂O |
|---|---|
| 結晶系 | 単斜晶系(晶癖:板状・繊維状・塊状) |
| 色 | 無色〜白(不純物で多色) |
| モース硬度 | 2 |
| 比重 | 2.30〜2.37 |
| 光沢 | ガラス〜絹糸光沢 |
| 条痕 | 白 |
| 透明度 | 透明〜半透明 |
| 劈開 | 一方向に完全 |
| 断口 | 繊維状 |
| 主な産地 | メキシコ(ナイカ)、アメリカ、イタリア、日本 |
| 用途 | 石膏ボード・セメント、医療用ギプス、型取り、チョーク |
| 宝石としての扱い | やわらかく水に弱いため標本・工芸向き。 |
| 希少性 | よく見られる |
| 物性値の出典 | Mindat.org(鉱物データベース) |
物性の目安
モース硬度2 / 10
滑石1石英7ダイヤ10
比重(ずっしり感)2.30〜2.37
水1石英2.65金19
硬度はひっかき傷のつきにくさ、比重は同体積の水の何倍重いかを表します。
科学でわかること
同じページのまま、上の切り替えで「こども向け/大人向け」の解説に変わります。
石膏(せっこう)は、つめで傷がつくやわらかい石です(モース硬度2)。とうめいできれいな結晶は「セレナイト」とよばれます。やいてこなにし、水とまぜると固まるので、こっせつのときのギプスや、黒板のチョーク、かべのざいりょうに使われます。
歴史・文化
古代から建材・彫刻(アラバスター)に使われ、エジプトやメソポタミアの遺物にも見られます。焼石膏(プラスター・オブ・パリ)はパリ近郊の産地に由来します。
言い伝え(参考)
ここは科学的根拠のない文化的な言い伝えです。効果を保証するものではありません。
天然石として語られる効能は文化的な扱いで、科学的根拠はありません。参考として紹介します。
🔬 自由研究のヒント
焼石膏(市販の石膏)に水をまぜて固まるようすを観察し、固まる前後で温度や硬さがどう変わるか調べよう(型取り実験・大人と)。
⚠ 注意したいこと
やわらかく水に弱い結晶です。焼石膏が固まるときは発熱するので、手で大量に包まないこと。
似た色の鉱物
結晶のほかの鉱物
画像クレジット:
Robert M. Lavinsky / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)(CC BY-SA 3.0)
参考・出典:
Mindat.org(鉱物データベース)(Hudson Institute of Mineralogy)
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最終更新:2026年5月30日 | この情報の誤りを報告する