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蛍石の写真
結晶 蛍光 蛍光性

蛍石ほたるいし

Fluorite
別名:フローライト、ホタル石

「蛍光」の語源になった、紫外線で光る石

フッ化カルシウムの鉱物。立方体の結晶と多彩な色、紫外線での蛍光で知られる。硬度4の基準。

硬度 4
比重 3.18
結晶系 等軸晶系
化学式 CaF₂
解説の見せ方:
蛍石 — 一問一答
Q.蛍石の硬さ(モース硬度)は?
A.蛍石のモース硬度は4です。比重は3.18です。
Q.蛍石の見分け方は?
A.硬度4でナイフ傷がつき(石英はつかない)、八面体に劈開する。紫外線で蛍光すれば蛍石の可能性が高い。色だけでは紫の石英(アメジスト)と紛らわしいが硬度と劈開で決まる。
Q.蛍石は何色?
A.蛍石の色は紫・緑・青・黄・無色などです。
基本データ・物性

物性値は下記「出典」に基づき転記しています。推測値は載せていません。

化学式CaF₂
結晶系等軸晶系(晶癖:立方体・八面体)
紫・緑・青・黄・無色など
モース硬度4
比重3.18
光沢ガラス光沢
条痕
透明度透明〜半透明
劈開八面体に完全
断口貝殻状
蛍光あり:紫外線で青・紫などに蛍光することが多い(語源どおり)。
主な産地イギリス、中国、アメリカ(イリノイ州)、日本
用途製鉄の融剤、フッ素・フッ化水素の原料、光学レンズ
宝石としての扱いやわらかく劈開しやすいため宝飾より標本向き。
希少性よく見られる
物性値の出典 Mindat.org(鉱物データベース)
物性の目安
モース硬度4 / 10
滑石1石英7ダイヤ10
比重(ずっしり感)3.18
水1石英2.65金19

硬度はひっかき傷のつきにくさ、比重は同体積の水の何倍重いかを表します。

🔎

見分け方の決め手

硬度4でナイフ傷がつき(石英はつかない)、八面体に劈開する。紫外線で蛍光すれば蛍石の可能性が高い。色だけでは紫の石英(アメジスト)と紛らわしいが硬度と劈開で決まる。

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科学でわかること

同じページのまま、上の切り替えで「こども向け/大人向け」の解説に変わります。

蛍石(ほたるいし)は、むらさきや緑など、いろいろな色になる石です。「蛍光(けいこう)」という言葉は、この石(fluorite)からうまれました。ブラックライト(紫外線)をあてると、ぼうっと光るものがあります。さいころのような立方体の結晶ができます。

歴史・文化

古代ローマでは紫と白の縞をもつ蛍石(ブルージョン)を彫って高価な杯がつくられました。製鉄では融剤(フラックス)として鉄を溶けやすくするのに使われ、フッ素の原料にもなります。

言い伝え(参考)

ここは科学的根拠のない文化的な言い伝えです。効果を保証するものではありません。

天然石として「集中力」などと語られることがありますが、文化的な扱いであり科学的根拠はありません。参考として紹介します。

🔬 自由研究のヒント

ブラックライト(紫外線ライト)で、蛍石や白い紙、洗剤などが光るかをくらべてみよう。光るものと光らないもののちがいを観察する蛍光の自由研究になります。

⚠ 注意したいこと

やわらかく劈開しやすいため、落とすと割れやすい石です。粉を吸わないよう、削るときは注意しましょう。

似ている鉱物との見分け
似た色の鉱物
結晶のほかの鉱物
画像クレジット: Robert M. Lavinsky / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)(CC BY-SA 3.0
参考・出典: Mindat.org(鉱物データベース)(Hudson Institute of Mineralogy)

※事実は複数の情報源で確認し、本文はすべて自分の言葉で執筆しています。誤りに気づいたら修正報告からお知らせください。

最終更新:2026年5月30日 | この情報の誤りを報告する