本文へスキップ
アメジストの写真

アメジストあめじすと

Amethyst
別名:紫水晶

鉄と天然の放射線が生んだ、石英の紫の変種

紫色の石英(水晶)。微量の鉄と自然放射線による色中心で発色する。2月の誕生石。

硬度 7
比重 2.65
結晶系 三方晶系
化学式 SiO₂(微量Fe)
解説の見せ方:
アメジスト — 一問一答
Q.アメジストの硬さ(モース硬度)は?
A.アメジストのモース硬度は7です。比重は2.65です。
Q.アメジストの見分け方は?
A.硬度7でガラスを傷つけられ、紫色で六角柱状。蛍石(紫もあるが硬度4でナイフ傷がつき、劈開で割れる)との決め手は硬度と劈開の有無。
Q.アメジストは何色?
A.アメジストの色は紫〜赤紫です。
Q.アメジストは何月の誕生石?
A.アメジスト(およびその変種)は2月の誕生石とされています。誕生石は文化的な習わしで、効果を保証するものではありません。
基本データ・物性

物性値は下記「出典」に基づき転記しています。推測値は載せていません。

化学式SiO₂(微量Fe)
結晶系三方晶系(晶癖:六角柱状)
紫〜赤紫
モース硬度7
比重2.65
光沢ガラス光沢
条痕
透明度透明〜半透明
劈開なし
断口貝殻状
主な産地ブラジル、ウルグアイ、ザンビア、日本(各地)
用途宝飾(リング・ペンダント等)
宝石としての扱い加熱処理でシトリンになることがある。処理の有無は流通上のテーマ。
希少性よく見られる
物性値の出典 Mindat.org(鉱物データベース)
物性の目安
モース硬度7 / 10
滑石1石英7ダイヤ10
比重(ずっしり感)2.65
水1石英2.65金19

硬度はひっかき傷のつきにくさ、比重は同体積の水の何倍重いかを表します。

🔎

見分け方の決め手

硬度7でガラスを傷つけられ、紫色で六角柱状。蛍石(紫もあるが硬度4でナイフ傷がつき、劈開で割れる)との決め手は硬度と劈開の有無。

鉱物判別キーで順番に絞り込む →
科学でわかること

同じページのまま、上の切り替えで「こども向け/大人向け」の解説に変わります。

アメジストは、むらさき色の水晶です。中身は石英とおなじなかまですが、ほんの少しだけ鉄がまざり、しぜんの放射線をうけて、きれいなむらさき色になりました。ねっすると色がうすくなったり黄色っぽくなったりします。2月のたんじょう石です。

歴史・文化

語源はギリシャ語の amethystos(酔わない)で、古代ギリシャ・ローマでは酒に酔わないお守りとされ、杯や装身具に用いられました。キリスト教では高位聖職者の石ともされ、装飾に重んじられてきました。

言い伝え(参考)

ここは科学的根拠のない文化的な言い伝えです。効果を保証するものではありません。

「冷静さをもたらす」「お酒の失敗を防ぐ」などの言い伝えは古代の語源に由来する文化的なもので、科学的な効果が確認されたものではありません。参考情報として紹介します。

🔬 自由研究のヒント

色のついた水晶(アメジスト)と無色の水晶を見くらべ、硬さ・割れ方が同じであることを確かめよう。色だけがちがう理由(不純物と色中心)を図にまとめると良い自由研究になります。

⚠ 注意したいこと

強い日光に長くあてると退色することがあります。加熱で色が変わるため、火に近づけないようにしましょう。

似ている鉱物との見分け
似た色の鉱物
宝石のほかの鉱物
画像クレジット: Robert M. Lavinsky / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)(CC BY-SA 3.0
参考・出典: Mindat.org(鉱物データベース)(Hudson Institute of Mineralogy)

※事実は複数の情報源で確認し、本文はすべて自分の言葉で執筆しています。誤りに気づいたら修正報告からお知らせください。

最終更新:2026年5月30日 | この情報の誤りを報告する