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黒曜石の写真

黒曜石こくようせき

Obsidian
別名:オブシディアン、黒耀石

火山が生んだ天然ガラス。鋭く割れ、石器に使われた

マグマが急に冷えてできた天然のガラス(火山ガラス)。結晶をつくらず、貝殻状に鋭く割れる。石器の材料。

硬度 5〜5.5
比重 2.35〜2.60
結晶系 非晶質
化学式 SiO₂(火山ガラス・非晶質)
解説の見せ方:
黒曜石 — 一問一答
Q.黒曜石の硬さ(モース硬度)は?
A.黒曜石のモース硬度は5〜5.5です。比重は2.35〜2.60です。
Q.黒曜石の見分け方は?
A.黒く、結晶面がなく、貝殻状につるりと割れて縁が鋭い=天然ガラス。結晶面をもつ黒い鉱物(黒雲母・電気石)とは、結晶の有無で区別できる。
Q.黒曜石は何色?
A.黒曜石の色は黒(褐・虹色を帯びることも)です。
基本データ・物性

物性値は下記「出典」に基づき転記しています。推測値は載せていません。

化学式SiO₂(火山ガラス・非晶質)
結晶系非晶質(晶癖:塊状)
黒(褐・虹色を帯びることも)
モース硬度5〜5.5
比重2.35〜2.60
光沢ガラス光沢
条痕
透明度不透明〜縁が半透明
劈開なし
断口貝殻状
主な産地日本(長野・北海道)、アメリカ、メキシコ、アイスランド
用途石器(考古)、装飾、外科用メスの研究
宝石としての扱いスノーフレーク・レインボーなどの変種が装飾に使われる。
希少性よく見られる
物性値の出典 Mindat.org(鉱物データベース)
物性の目安
モース硬度5〜5.5 / 10
滑石1石英7ダイヤ10
比重(ずっしり感)2.35〜2.60
水1石英2.65金19

硬度はひっかき傷のつきにくさ、比重は同体積の水の何倍重いかを表します。

🔎

見分け方の決め手

黒く、結晶面がなく、貝殻状につるりと割れて縁が鋭い=天然ガラス。結晶面をもつ黒い鉱物(黒雲母・電気石)とは、結晶の有無で区別できる。

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科学でわかること

同じページのまま、上の切り替えで「こども向け/大人向け」の解説に変わります。

黒曜石(こくようせき)は、火山のマグマが急にひえて固まってできた、黒いガラスのような石です。原子がきれいにならんでいない(結晶ではない)ので、割ると貝がらのようにつるつるで、ふちがとても鋭くなります。大むかしの人は、これでナイフややじりを作りました。

歴史・文化

日本では長野県の和田峠や北海道などが産地として知られ、産地ごとの成分の違いから、出土した石器の交易ルートを調べる手がかりにもなっています。中米でも儀礼や道具に広く使われました。

言い伝え(参考)

ここは科学的根拠のない文化的な言い伝えです。効果を保証するものではありません。

「魔よけ」などの言い伝えは文化的な扱いで、科学的根拠はありません。参考として紹介します。

🔬 自由研究のヒント

黒曜石が「結晶ではないガラス」であることを、結晶面をもつ水晶と割れ口を比べて確かめよう。産地によって成分が違うことも調べると発展的です。

⚠ 注意したいこと

割れた縁は刃物のように鋭く危険です。素手で強く握らず、加工は絶対に大人と。

似た色の鉱物
天然石のほかの鉱物
画像クレジット: James St. John / CC BY 2.0(Wikimedia Commons)(CC BY 2.0
参考・出典: Mindat.org(鉱物データベース)(Hudson Institute of Mineralogy)

※事実は複数の情報源で確認し、本文はすべて自分の言葉で執筆しています。誤りに気づいたら修正報告からお知らせください。

最終更新:2026年5月30日 | この情報の誤りを報告する