方鉛鉱 — 一問一答
- Q.方鉛鉱の硬さ(モース硬度)は?
- A.方鉛鉱のモース硬度は2.5です。比重は7.40〜7.60です。
- Q.方鉛鉱の見分け方は?
- A.銀色の金属光沢+サイコロ状の劈開+非常に重い(比重7.6)。硬度2.5でナイフ傷がつく。重さと立方体劈開が、見た目の似た他の金属鉱物との決め手。
- Q.方鉛鉱は何色?
- A.方鉛鉱の色は鉛灰色・銀色です。
基本データ・物性
物性値は下記「出典」に基づき転記しています。推測値は載せていません。
| 化学式 | PbS |
|---|---|
| 結晶系 | 等軸晶系(晶癖:立方体) |
| 色 | 鉛灰色・銀色 |
| モース硬度 | 2.5 |
| 比重 | 7.40〜7.60 |
| 光沢 | 金属光沢 |
| 条痕 | 灰黒色 |
| 透明度 | 不透明 |
| 劈開 | 三方向に完全(立方体) |
| 断口 | 亜貝殻状 |
| 主な産地 | アメリカ、ドイツ、メキシコ、日本 |
| 用途 | 鉛の鉱石(バッテリー・遮蔽材)、銀の供給源 |
| 宝石としての扱い | 宝飾には用いられず、標本・資源用途。 |
| 希少性 | よく見られる |
| 物性値の出典 | Mindat.org(鉱物データベース) |
物性の目安
モース硬度2.5 / 10
滑石1石英7ダイヤ10
比重(ずっしり感)7.40〜7.60
水1石英2.65金19
硬度はひっかき傷のつきにくさ、比重は同体積の水の何倍重いかを表します。
科学でわかること
同じページのまま、上の切り替えで「こども向け/大人向け」の解説に変わります。
方鉛鉱(ほうえんこう)は、銀色にかがやく、とても重い石です。ハンマーでたたくと、さいころ(立方体)のようにきれいに割れます。鉛(なまり)を取り出すいちばん大事な石で、銀(ぎん)もいっしょに取れることがあります。
歴史・文化
古代ローマでは鉛管や顔料に鉛が多用され、方鉛鉱はその供給源でした。日本でも各地の鉱山で採掘され、銀の生産にも結びつきました。
言い伝え(参考)
ここは科学的根拠のない文化的な言い伝えです。効果を保証するものではありません。
天然石として語られる効能は文化的な扱いで、科学的根拠はありません。参考として紹介します。
🔬 自由研究のヒント
方鉛鉱・黄鉄鉱・自然金など金属光沢の石を、重さ(比重)と割れ方(劈開)でくらべる表をつくろう。立方体に割れる方鉛鉱の特徴がよく分かります。
⚠ 注意したいこと
鉛をふくむため、さわった後は手を洗い、粉を口に入れない・吸わないこと。
似た色の鉱物
原石・鉱石のほかの鉱物
画像クレジット:
Robert M. Lavinsky / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)(CC BY-SA 3.0)
参考・出典:
Mindat.org(鉱物データベース)(Hudson Institute of Mineralogy)
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最終更新:2026年5月30日 | この情報の誤りを報告する