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赤鉄鉱の写真

赤鉄鉱せきてっこう

Hematite
別名:ヘマタイト

銀色でも、こすると赤い。鉄の最重要鉱石

酸化鉄の鉱物。見た目は黒〜銀色でも条痕は赤褐色。鉄を取り出す最も重要な鉱石。

硬度 5〜6
比重 5.26〜5.30
結晶系 三方晶系
化学式 Fe₂O₃
解説の見せ方:
赤鉄鉱 — 一問一答
Q.赤鉄鉱の硬さ(モース硬度)は?
A.赤鉄鉱のモース硬度は5〜6です。比重は5.26〜5.30です。
Q.赤鉄鉱の見分け方は?
A.条痕が赤褐色。これが黒い見た目の磁鉄鉱(条痕は黒・磁石につく)との決め手。重さ(比重5以上)も普通の岩石との違い。
Q.赤鉄鉱は何色?
A.赤鉄鉱の色は黒〜銀灰・赤褐です。
基本データ・物性

物性値は下記「出典」に基づき転記しています。推測値は載せていません。

化学式Fe₂O₃
結晶系三方晶系(晶癖:板状・腎臓状・土状)
黒〜銀灰・赤褐
モース硬度5〜6
比重5.26〜5.30
光沢金属〜土状光沢
条痕赤褐色
透明度不透明
劈開なし
断口不平坦
主な産地ブラジル、オーストラリア、中国、日本
用途鉄の鉱石、赤色顔料(ベンガラ)、研磨剤、装飾
宝石としての扱い研磨した黒色のものはアクセサリーに。磁性をうたう加工品は別物のことがある。
希少性よく見られる
物性値の出典 Mindat.org(鉱物データベース)
物性の目安
モース硬度5〜6 / 10
滑石1石英7ダイヤ10
比重(ずっしり感)5.26〜5.30
水1石英2.65金19

硬度はひっかき傷のつきにくさ、比重は同体積の水の何倍重いかを表します。

🔎

見分け方の決め手

条痕が赤褐色。これが黒い見た目の磁鉄鉱(条痕は黒・磁石につく)との決め手。重さ(比重5以上)も普通の岩石との違い。

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科学でわかること

同じページのまま、上の切り替えで「こども向け/大人向け」の解説に変わります。

赤鉄鉱(せきてっこう)は、見た目は黒や銀色でピカピカなのに、白い板の上でこすると「赤茶色」のすじを残す、ふしぎな石です。この赤は鉄がさびた色。鉄を取り出すいちばん大事な石で、赤いえのぐ(ベンガラ)のもとにもなります。

歴史・文化

ベンガラ(赤色顔料)として先史時代の壁画や、神社・漆器の赤に使われてきました。研磨した赤鉄鉱は古代から鏡や装飾に用いられ、英名 hematite はギリシャ語の haima(血)に由来します。

言い伝え(参考)

ここは科学的根拠のない文化的な言い伝えです。効果を保証するものではありません。

天然石として「血のめぐり」などと結びつけて語られることがありますが、これは語源(血の色)に由来する文化的な扱いで、科学的な効果はありません。参考として紹介します。

🔬 自由研究のヒント

白い素焼きの板(条痕板)の上で、赤鉄鉱・磁鉄鉱・黄鉄鉱をこすって条痕の色をくらべよう。色だけでなく条痕で見分ける大切さがわかります。磁石につくかも調べると◎。

⚠ 注意したいこと

粉が手や服につくと赤く着色します。削るときは粉を吸わないよう注意しましょう。

似た色の鉱物
原石・鉱石のほかの鉱物
画像クレジット: James St. John / CC BY 2.0(Wikimedia Commons)(CC BY 2.0
参考・出典: Mindat.org(鉱物データベース)(Hudson Institute of Mineralogy)

※事実は複数の情報源で確認し、本文はすべて自分の言葉で執筆しています。誤りに気づいたら修正報告からお知らせください。

最終更新:2026年5月30日 | この情報の誤りを報告する