磁鉄鉱 — 一問一答
- Q.磁鉄鉱の硬さ(モース硬度)は?
- A.磁鉄鉱のモース硬度は5.5〜6.5です。比重は5.15〜5.20です。
- Q.磁鉄鉱の見分け方は?
- A.磁石につく(強いものは方位を指す)。条痕は黒。赤い条痕の赤鉄鉱との決め手は、この磁性と条痕の色。
- Q.磁鉄鉱は何色?
- A.磁鉄鉱の色は黒です。
基本データ・物性
物性値は下記「出典」に基づき転記しています。推測値は載せていません。
| 化学式 | Fe₃O₄ |
|---|---|
| 結晶系 | 等軸晶系(晶癖:八面体・粒状(砂鉄)) |
| 色 | 黒 |
| モース硬度 | 5.5〜6.5 |
| 比重 | 5.15〜5.20 |
| 光沢 | 金属〜亜金属光沢 |
| 条痕 | 黒 |
| 透明度 | 不透明 |
| 劈開 | なし |
| 断口 | 不平坦 |
| 主な産地 | スウェーデン、南アフリカ、アメリカ、日本(各地の砂鉄) |
| 用途 | 鉄の鉱石、たたら製鉄(砂鉄)、磁性材料 |
| 宝石としての扱い | 宝飾には用いられず、産業・教材用途が中心。 |
| 希少性 | よく見られる |
| 物性値の出典 | Mindat.org(鉱物データベース) |
物性の目安
モース硬度5.5〜6.5 / 10
滑石1石英7ダイヤ10
比重(ずっしり感)5.15〜5.20
水1石英2.65金19
硬度はひっかき傷のつきにくさ、比重は同体積の水の何倍重いかを表します。
科学でわかること
同じページのまま、上の切り替えで「こども向け/大人向け」の解説に変わります。
磁鉄鉱(じてっこう)は、磁石につく黒い石です。すなはまや川で磁石を近づけると集まる「砂鉄(さてつ)」は、これがこまかくなったものです。たたら製鉄では、この砂鉄から日本刀の鉄をつくってきました。
歴史・文化
天然磁石(ロードストーン)は古代から方位磁針として利用され、磁石の発見に結びつきました。日本の中国地方では砂鉄を用いた「たたら製鉄」が発達し、玉鋼として日本刀の素材になりました。
言い伝え(参考)
ここは科学的根拠のない文化的な言い伝えです。効果を保証するものではありません。
天然石として語られる効果は文化的な扱いであり、科学的根拠はありません。参考として紹介します。
🔬 自由研究のヒント
公園や川原の砂に磁石(ビニール袋に入れると回収が楽)を近づけて砂鉄を集め、磁鉄鉱の量や形を観察しよう。地域による砂鉄の多さのちがいを調べる自由研究になります。
⚠ 注意したいこと
強力な磁石は、精密機器や磁気カードに近づけないこと。小さな部品やネオジム磁石の誤飲に注意。
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原石・鉱石のほかの鉱物
画像クレジット:
Robert M. Lavinsky / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)(CC BY-SA 3.0)
参考・出典:
Mindat.org(鉱物データベース)(Hudson Institute of Mineralogy)
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最終更新:2026年5月30日 | この情報の誤りを報告する