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辰砂の写真

辰砂しんしゃ

Cinnabar
別名:シナバー、丹

朱色の顔料の元。ただし水銀をふくむ要注意の石

硫化水銀の鉱物。鮮やかな朱色で、古来「朱(あけ)」の顔料の原料。水銀をふくむため取り扱いに注意。

硬度 2〜2.5
比重 8.00〜8.20
結晶系 三方晶系
化学式 HgS
解説の見せ方:
辰砂 — 一問一答
Q.辰砂の硬さ(モース硬度)は?
A.辰砂のモース硬度は2〜2.5です。比重は8.00〜8.20です。
Q.辰砂の見分け方は?
A.鮮やかな朱赤色+赤い条痕+非常に重い(比重8)。同じ赤でもルビー(硬度9)や赤鉄鉱(赤褐色条痕・磁性なしの金属光沢)とは、軟らかさ・条痕の朱色・重さで区別できる。
Q.辰砂は何色?
A.辰砂の色は朱赤色です。
基本データ・物性

物性値は下記「出典」に基づき転記しています。推測値は載せていません。

化学式HgS
結晶系三方晶系(晶癖:菱面体・塊状)
朱赤色
モース硬度2〜2.5
比重8.00〜8.20
光沢金剛〜亜金属光沢
条痕
透明度透明〜不透明
劈開三方向に良好
断口亜貝殻状
主な産地スペイン(アルマデン)、中国、アメリカ、日本
用途水銀の鉱石、朱色顔料(バーミリオン・朱)
宝石としての扱い毒性があるため装飾利用は限定的。取り扱いに注意。
希少性やや珍しい
物性値の出典 Mindat.org(鉱物データベース)
物性の目安
モース硬度2〜2.5 / 10
滑石1石英7ダイヤ10
比重(ずっしり感)8.00〜8.20
水1石英2.65金19

硬度はひっかき傷のつきにくさ、比重は同体積の水の何倍重いかを表します。

🔎

見分け方の決め手

鮮やかな朱赤色+赤い条痕+非常に重い(比重8)。同じ赤でもルビー(硬度9)や赤鉄鉱(赤褐色条痕・磁性なしの金属光沢)とは、軟らかさ・条痕の朱色・重さで区別できる。

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科学でわかること

同じページのまま、上の切り替えで「こども向け/大人向け」の解説に変わります。

辰砂(しんしゃ)は、あざやかな朱色(しゅいろ)の石です。むかしから、神社の鳥居や漆器(しっき)の赤い色(朱)のもとになりました。ただし水銀(すいぎん)という体に有害なものをふくむので、さわったり、けずったりしてはいけません。

歴史・文化

中国・日本で「丹(に)」と呼ばれ、神社の鳥居や漆、朱肉の朱色として神聖視されました。古代では不老不死の薬(丹薬)にも用いられましたが、これは水銀中毒の原因にもなりました。

言い伝え(参考)

ここは科学的根拠のない文化的な言い伝えです。効果を保証するものではありません。

「魔よけ・神聖」といった文化的な扱いがありますが、科学的に効果が確かめられたものではありません。参考として歴史的背景を紹介します。

🔬 自由研究のヒント

辰砂が「朱色(バーミリオン)」として神社や漆器に使われてきた歴史を、写真や文献で調べよう。※実物は水銀をふくむため、触れずに資料で学ぶこと。

⚠ 注意したいこと

水銀をふくみ有毒です。素手で触れない・削らない・加熱しない・口に入れないこと。観察は資料や標本ケース越しに。

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原石・鉱石のほかの鉱物
画像クレジット: Robert M. Lavinsky / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)(CC BY-SA 3.0
参考・出典: Mindat.org(鉱物データベース)(Hudson Institute of Mineralogy)

※事実は複数の情報源で確認し、本文はすべて自分の言葉で執筆しています。誤りに気づいたら修正報告からお知らせください。

最終更新:2026年5月30日 | この情報の誤りを報告する