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黄鉄鉱の写真

黄鉄鉱おうてっこう

Pyrite
別名:パイライト、愚者の金、フールズゴールド

金とまちがえられた「愚者の金」。さいころ形の結晶

硫化鉄の鉱物。金色の金属光沢ときれいな立方体の結晶で知られ、金とよく間違えられる。

硬度 6〜6.5
比重 4.95〜5.10
結晶系 等軸晶系
化学式 FeS₂
解説の見せ方:
黄鉄鉱 — 一問一答
Q.黄鉄鉱の硬さ(モース硬度)は?
A.黄鉄鉱のモース硬度は6〜6.5です。比重は4.95〜5.10です。
Q.黄鉄鉱の見分け方は?
A.条痕は緑黒色(金は金色のまま)。硬度6.5でナイフ傷がつかず、たたくと砕ける(金は柔らかく延びる)。この3点が金との決定的な違い。
Q.黄鉄鉱は何色?
A.黄鉄鉱の色は真鍮色・金色です。
基本データ・物性

物性値は下記「出典」に基づき転記しています。推測値は載せていません。

化学式FeS₂
結晶系等軸晶系(晶癖:立方体・五角十二面体)
真鍮色・金色
モース硬度6〜6.5
比重4.95〜5.10
光沢金属光沢
条痕緑黒色
透明度不透明
劈開不明瞭
断口貝殻状・不平坦
主な産地スペイン、ペルー、イタリア(エルバ島)、日本
用途硫黄・硫酸の原料、装飾標本
宝石としての扱いマーカサイト・ジュエリーとして装飾に使われることがある(鉱物学上のマーカサイトとは別)。
希少性よく見られる
物性値の出典 Mindat.org(鉱物データベース)
物性の目安
モース硬度6〜6.5 / 10
滑石1石英7ダイヤ10
比重(ずっしり感)4.95〜5.10
水1石英2.65金19

硬度はひっかき傷のつきにくさ、比重は同体積の水の何倍重いかを表します。

🔎

見分け方の決め手

条痕は緑黒色(金は金色のまま)。硬度6.5でナイフ傷がつかず、たたくと砕ける(金は柔らかく延びる)。この3点が金との決定的な違い。

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科学でわかること

同じページのまま、上の切り替えで「こども向け/大人向け」の解説に変わります。

黄鉄鉱(おうてっこう)は、金色にかがやく石です。とてもきれいなさいころ(立方体)の形になることがあります。むかしから金とまちがえられて「愚者(おろかもの)の金」とよばれました。でも本物の金より軽くて、たたくとくだけます(金はつぶれてのびます)。

歴史・文化

古代から火打ち道具として使われ、名前もギリシャ語の pyr(火)に由来します。ゴールドラッシュの時代には金と取りちがえる人が相次ぎ「愚者の金」の異名がつきました。硫黄や硫酸の原料としても利用されてきました。

言い伝え(参考)

ここは科学的根拠のない文化的な言い伝えです。効果を保証するものではありません。

天然石として「金運」と結びつけて語られることがありますが、文化的な扱いであり科学的な効果はありません。参考として紹介します。

🔬 自由研究のヒント

黄鉄鉱・黄銅鉱・自然金(写真でも可)の色・重さ・条痕をくらべる表をつくろう。「金色でも金とは限らない」見分け方をまとめる自由研究になります。

⚠ 注意したいこと

湿気で表面がさびて崩れることがあります(パイライト病)。乾いた場所で保管しましょう。削った粉や酸性水に注意。

似ている鉱物との見分け
似た色の鉱物
原石・鉱石のほかの鉱物
画像クレジット: Robert M. Lavinsky / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)(CC BY-SA 3.0
参考・出典: Mindat.org(鉱物データベース)(Hudson Institute of Mineralogy)

※事実は複数の情報源で確認し、本文はすべて自分の言葉で執筆しています。誤りに気づいたら修正報告からお知らせください。

最終更新:2026年5月30日 | この情報の誤りを報告する