黄鉄鉱と金 の見分け方
「愚者の金」黄鉄鉱と本物の金。色は似るが、条痕・硬さ・重さで明確に分かれる。
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決め手になるテスト
白い条痕板でこする:金は金色の条痕、黄鉄鉱は緑黒色の条痕。さらに金は柔らかく延び(針で押すとへこむ)、黄鉄鉱は硬くて砕ける。
一問一答
- Q.黄鉄鉱と金の見分け方は?
- A.白い条痕板でこする:金は金色の条痕、黄鉄鉱は緑黒色の条痕。さらに金は柔らかく延び(針で押すとへこむ)、黄鉄鉱は硬くて砕ける。
| 黄鉄鉱 | 自然金 | |
|---|---|---|
| 化学式 | FeS₂ | Au |
| 結晶系 | 等軸晶系 | 等軸晶系 |
| モース硬度 | 6〜6.5 | 2.5〜3 |
| 比重 | 4.95〜5.10 | 15.60〜19.30 |
| 光沢 | 金属光沢 | 金属光沢 |
| 条痕 | 緑黒色 | 金色 |
| 劈開 | 不明瞭 | なし |
| 色 | 真鍮色・金色 | 金色(銀を含むと淡色) |
※ 金色の値はちがいがある項目です。
金色にかがやく黄鉄鉱は、古くから金と取りちがえられ「愚者の金」と呼ばれてきました。
もっとも確実な見分け方は条痕。白い素焼き板でこすると、本物の金は金色の筋を残しますが、黄鉄鉱は緑黒色の筋になります。
硬さも逆です。金は柔らかく(硬度2.5〜3)、針で押すと延びてへこみます。黄鉄鉱は硬く(硬度6.5)、たたくと砕けます。重さも、金は比重15以上で手にずっしり、黄鉄鉱は比重5前後です。