- Q.石黄の硬さ(モース硬度)は?
- A.石黄のモース硬度は1.5〜2です。比重は3.40〜3.50です。
- Q.石黄の見分け方は?
- A.鮮やかな黄〜橙黄で一方向に完全劈開し、はがすと真珠光沢、非常にやわらかい(硬度1.5〜2)=石黄。同じ黄色でも硬い自然硫黄(劈開なし・硬度2弱)とは劈開と光沢で区別できる。
- Q.石黄は何色?
- A.石黄の色は黄〜橙黄です。
物性値は下記「出典」に基づき転記しています。推測値は載せていません。
| 化学式 | As₂S₃ |
|---|---|
| 結晶系 | 単斜晶系(晶癖:葉片状・塊状) |
| 色 | 黄〜橙黄 |
| モース硬度 | 1.5〜2 |
| 比重 | 3.40〜3.50 |
| 光沢 | 樹脂〜真珠光沢 |
| 条痕 | 淡黄 |
| 透明度 | 半透明 |
| 劈開 | 一方向に完全 |
| 断口 | 葉片がしなる |
| 主な産地 | 中国、ペルー、アメリカ、ルーマニア |
| 用途 | 標本(かつて黄色顔料) |
| 宝石としての扱い | やわらかく有毒のため宝飾不可。観賞用標本。 |
| 希少性 | やや珍しい |
| 物性値の出典 | Handbook of Mineralogy |
硬度はひっかき傷のつきにくさ、比重は同体積の水の何倍重いかを表します。
見分け方の決め手
鮮やかな黄〜橙黄で一方向に完全劈開し、はがすと真珠光沢、非常にやわらかい(硬度1.5〜2)=石黄。同じ黄色でも硬い自然硫黄(劈開なし・硬度2弱)とは劈開と光沢で区別できる。
鉱物判別キーで順番に絞り込む →同じページのまま、上の切り替えで「こども向け/大人向け」の解説に変わります。
石黄(せきおう)=オーピメントは、黄金色〜山吹色にかがやく、うすくはがれる石です。赤い鶏冠石(リアルガー)といっしょに見つかることが多く、赤と黄のあざやかなコンビになります。
ラテン語で『金の絵の具』という意味の名前のとおり、むかしは黄色い顔料に使われました。でもヒ素という毒をふくむので、さわったら手を洗いましょう。
古代エジプトや中世の絵画で黄色顔料(キングズイエロー)として用いられましたが、強い毒性と他顔料との反応性から次第に使われなくなりました。
ここは科学的根拠のない文化的な言い伝えです。効果を保証するものではありません。
天然石として語られる効能は文化的な扱いで、科学的根拠はありません。むしろ有毒のため取り扱いに注意が必要です。
🔬 自由研究のヒント
石黄(黄)と鶏冠石(赤)がよく一緒に産することを調べ、どちらも『ヒ素+硫黄』からできる仲間であることをまとめよう(実物は有毒なので資料中心で)。
⚠ 注意したいこと
ヒ素を含み有毒。素手で長く触れない・粉を吸わない・口に入れない・触れたら手を洗う。
※事実は複数の情報源で確認し、本文はすべて自分の言葉で執筆しています。誤りに気づいたら修正報告からお知らせください。
最終更新:2026年5月30日 | この情報の誤りを報告する