自然銅 — 一問一答
- Q.自然銅の硬さ(モース硬度)は?
- A.自然銅のモース硬度は2.5〜3です。比重は8.90〜8.95です。
- Q.自然銅の見分け方は?
- A.赤銅色の金属光沢+やわらかく延びる(針で押すとへこむ)+とても重い。たたくと砕ける黄鉄鉱・黄銅鉱とは、延性と赤い色で区別できる。
- Q.自然銅は何色?
- A.自然銅の色は赤銅色(さびると緑)です。
基本データ・物性
物性値は下記「出典」に基づき転記しています。推測値は載せていません。
| 化学式 | Cu |
|---|---|
| 結晶系 | 等軸晶系(晶癖:樹枝状・塊状) |
| 色 | 赤銅色(さびると緑) |
| モース硬度 | 2.5〜3 |
| 比重 | 8.90〜8.95 |
| 光沢 | 金属光沢 |
| 条痕 | 赤銅色 |
| 透明度 | 不透明 |
| 劈開 | なし |
| 断口 | 鋸歯状(延性) |
| 主な産地 | アメリカ(ミシガン)、チリ、ナミビア、日本 |
| 用途 | 電線・電子部品、硬貨、配管、合金(青銅・真鍮) |
| 宝石としての扱い | 宝飾より産業・標本用途。 |
| 希少性 | やや珍しい |
| 物性値の出典 | Mindat.org(鉱物データベース) |
物性の目安
モース硬度2.5〜3 / 10
滑石1石英7ダイヤ10
比重(ずっしり感)8.90〜8.95
水1石英2.65金19
硬度はひっかき傷のつきにくさ、比重は同体積の水の何倍重いかを表します。
科学でわかること
同じページのまま、上の切り替えで「こども向け/大人向け」の解説に変わります。
自然銅(しぜんどう)は、金属の「銅(どう)」がそのまま石の中にできたものです。赤っぽい金色で、電気をとてもよく通すので、電線や十円玉に使われています。空気にふれると、だんだん緑色(緑青)にさびます。
歴史・文化
銅は青銅器時代から人類の道具・貨幣を支え、近代では電線・電子部品に欠かせません。日本でも足尾・別子などの銅山が産業を支えました。
言い伝え(参考)
ここは科学的根拠のない文化的な言い伝えです。効果を保証するものではありません。
天然石として語られる効能は文化的な扱いで、科学的根拠はありません。参考として紹介します。
🔬 自由研究のヒント
十円玉(銅)が緑色にさびる「緑青」と、孔雀石・藍銅鉱が同じ銅由来であることを結びつけて調べよう。
⚠ 注意したいこと
粉やさび(緑青)を口に入れない・吸わないこと。
似た色の鉱物
原石・鉱石のほかの鉱物
画像クレジット:
Robert M. Lavinsky / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)(CC BY-SA 3.0)
参考・出典:
Mindat.org(鉱物データベース)(Hudson Institute of Mineralogy)
※事実は複数の情報源で確認し、本文はすべて自分の言葉で執筆しています。誤りに気づいたら修正報告からお知らせください。
最終更新:2026年5月30日 | この情報の誤りを報告する