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輝安鉱の写真

輝安鉱きあんこう

スティブナイト
Stibnite
別名:アンチモニー

剣のように伸びる銀色の結晶。日本・市之川が世界一

硫化アンチモンの鉱物。刀剣のような金属光沢の柱状結晶をつくり、アンチモンの主要鉱石。愛媛・市之川鉱山の名品は世界的に有名。

硬度 2
比重 4.60〜4.70
結晶系 斜方晶系
化学式 Sb₂S₃
解説の見せ方:
輝安鉱 — 一問一答
Q.輝安鉱の硬さ(モース硬度)は?
A.輝安鉱のモース硬度は2です。比重は4.60〜4.70です。
Q.輝安鉱の見分け方は?
A.鉛灰色の金属光沢・細長い柱状で縦の条線、硬度2でナイフに簡単に削られる=輝安鉱。似た金属光沢の黄鉄鉱(硬度6〜6.5)とは硬さで明確に区別できる。
Q.輝安鉱は何色?
A.輝安鉱の色は鉛灰色です。
基本データ・物性

物性値は下記「出典」に基づき転記しています。推測値は載せていません。

化学式Sb₂S₃
結晶系斜方晶系(晶癖:柱状・針状(束状集合))
鉛灰色
モース硬度2
比重4.60〜4.70
光沢金属光沢
条痕鉛灰色
透明度不透明
劈開一方向に完全
断口不平坦
主な産地日本(愛媛・市之川)、中国、ルーマニア
用途工業(アンチモン鉱石)
宝石としての扱いやわらかく傷つきやすいため宝飾には不向き。標本として珍重。
希少性やや珍しい
物性値の出典 Handbook of Mineralogy
物性の目安
モース硬度2 / 10
滑石1石英7ダイヤ10
比重(ずっしり感)4.60〜4.70
水1石英2.65金19

硬度はひっかき傷のつきにくさ、比重は同体積の水の何倍重いかを表します。

🔎

見分け方の決め手

鉛灰色の金属光沢・細長い柱状で縦の条線、硬度2でナイフに簡単に削られる=輝安鉱。似た金属光沢の黄鉄鉱(硬度6〜6.5)とは硬さで明確に区別できる。

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科学でわかること

同じページのまま、上の切り替えで「こども向け/大人向け」の解説に変わります。

輝安鉱(きあんこう)=スティブナイトは、刀(かたな)のようにすらりとのびた、銀色にかがやく結晶です。とてもやわらかく、つめでもこすれます。「アンチモン」という金属のもとになる石で、日本の愛媛県・市之川(いちのかわ)鉱山でとれた大きな結晶は、世界一うつくしいと言われ、外国の博物館にもかざられています。

歴史・文化

古代エジプトでは粉末を「コホル」としてアイメイクに用いたと伝わります。日本では市之川鉱山(愛媛県西条市)が明治期に世界最良の標本を産出し、日本産鉱物を代表する存在となりました。

言い伝え(参考)

ここは科学的根拠のない文化的な言い伝えです。効果を保証するものではありません。

天然石として語られる効能は文化的な扱いで、科学的根拠はありません。参考として紹介します。

🔬 自由研究のヒント

輝安鉱がなぜ「剣のような形」になるのかを、結晶系(斜方晶系)と結晶の伸びる方向から調べよう。市之川鉱山が日本鉱物史で果たした役割もまとめると良い。

⚠ 注意したいこと

アンチモンを含むため口に入れない・粉を吸わない。やわらかく曲がりやすいので扱いに注意。

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画像クレジット: Robert M. Lavinsky / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)(CC BY-SA 3.0
参考・出典: Handbook of Mineralogy(Mineralogical Society of America)

※事実は複数の情報源で確認し、本文はすべて自分の言葉で執筆しています。誤りに気づいたら修正報告からお知らせください。

最終更新:2026年5月30日 | この情報の誤りを報告する