斑銅鉱 — 一問一答
- Q.斑銅鉱の硬さ(モース硬度)は?
- A.斑銅鉱のモース硬度は3〜3.3です。比重は5.00〜5.10です。
- Q.斑銅鉱の見分け方は?
- A.金属光沢で表面が青紫〜虹色に変色し、灰黒色の条痕=斑銅鉱。虹色に錆びやすい黄銅鉱より色が濃く、断面の赤銅色も手がかり。
- Q.斑銅鉱は何色?
- A.斑銅鉱の色は赤銅色(変色で青紫〜虹色)です。
基本データ・物性
物性値は下記「出典」に基づき転記しています。推測値は載せていません。
| 化学式 | Cu₅FeS₄ |
|---|---|
| 結晶系 | 正方晶系(晶癖:塊状・粒状) |
| 色 | 赤銅色(変色で青紫〜虹色) |
| モース硬度 | 3〜3.3 |
| 比重 | 5.00〜5.10 |
| 光沢 | 金属光沢 |
| 条痕 | 灰黒 |
| 透明度 | 不透明 |
| 劈開 | 不明瞭 |
| 断口 | 貝殻状〜不平坦 |
| 主な産地 | アメリカ、メキシコ、モロッコ、カザフスタン |
| 用途 | 工業(銅鉱石) |
| 宝石としての扱い | やわらかく変色するため宝飾には不向き。観賞用標本として人気。 |
| 希少性 | よく見られる |
| 物性値の出典 | Handbook of Mineralogy |
物性の目安
モース硬度3〜3.3 / 10
滑石1石英7ダイヤ10
比重(ずっしり感)5.00〜5.10
水1石英2.65金19
硬度はひっかき傷のつきにくさ、比重は同体積の水の何倍重いかを表します。
科学でわかること
同じページのまま、上の切り替えで「こども向け/大人向け」の解説に変わります。
斑銅鉱(はんどうこう)=ボーナイトは、表面が青やむらさき、虹色にきらきら光る石です。クジャクの羽のように見えることから「ピーコックオア(孔雀銅鉱)」とも呼ばれます。
わったばかりのときは赤銅色ですが、空気にふれて表面がさびると、この虹色になります。銅(どう)をとり出す大切な鉱石です。
歴史・文化
18世紀の鉱物学者イグナーツ・フォン・ボルンにちなんで命名されました。鮮やかな虹色から観賞用標本としても人気があります。
言い伝え(参考)
ここは科学的根拠のない文化的な言い伝えです。効果を保証するものではありません。
天然石として語られる効能は文化的な扱いで、科学的根拠はありません。参考として紹介します。
🔬 自由研究のヒント
斑銅鉱の虹色が『表面のうすい酸化被膜による光の干渉(構造色)』であることを、シャボン玉や油膜の虹とむすびつけて調べよう。新鮮面と変色面のちがいも観察。
⚠ 注意したいこと
硫黄を含むため口に入れない。手をよく洗う。
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画像クレジット:
Leon Hupperichs / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)(CC BY-SA 3.0)
参考・出典:
Handbook of Mineralogy(Mineralogical Society of America)
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最終更新:2026年5月31日 | この情報の誤りを報告する