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くさび石の写真

くさび石くさびいし

スフェーン
Titanite
別名:チタン石

ダイヤを超える「火」をもつ、くさび形の宝石

カルシウムとチタンのケイ酸塩。くさび形の結晶をつくり、ダイヤモンドを超える強い分散(虹色のきらめき)で知られる。

硬度 5〜5.5
比重 3.48〜3.60
結晶系 単斜晶系
化学式 CaTiSiO₅
解説の見せ方:
くさび石 — 一問一答
Q.くさび石の硬さ(モース硬度)は?
A.くさび石のモース硬度は5〜5.5です。比重は3.48〜3.60です。
Q.くさび石の見分け方は?
A.くさび形の緑〜黄結晶で、ダイヤを超える強い虹色の分散と多色性=くさび石。硬度5〜5.5と軟らかく、硬いジルコン(7前後)や金緑石(8.5)とは硬度で区別できる。
Q.くさび石は何色?
A.くさび石の色は緑・黄・褐です。
基本データ・物性

物性値は下記「出典」に基づき転記しています。推測値は載せていません。

化学式CaTiSiO₅
結晶系単斜晶系(晶癖:くさび形・封筒形)
緑・黄・褐
モース硬度5〜5.5
比重3.48〜3.60
光沢亜金剛〜樹脂光沢
条痕
透明度透明〜半透明
劈開二方向に明瞭
断口貝殻状
主な産地オーストリア、マダガスカル、パキスタン、カナダ
用途宝飾・チタン鉱石
宝石としての扱い強い分散が魅力。軟らかいため指輪より保護的なセッティング向き。
希少性やや珍しい
物性値の出典 GIA Gem Encyclopedia
物性の目安
モース硬度5〜5.5 / 10
滑石1石英7ダイヤ10
比重(ずっしり感)3.48〜3.60
水1石英2.65金19

硬度はひっかき傷のつきにくさ、比重は同体積の水の何倍重いかを表します。

🔎

見分け方の決め手

くさび形の緑〜黄結晶で、ダイヤを超える強い虹色の分散と多色性=くさび石。硬度5〜5.5と軟らかく、硬いジルコン(7前後)や金緑石(8.5)とは硬度で区別できる。

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科学でわかること

同じページのまま、上の切り替えで「こども向け/大人向け」の解説に変わります。

くさび石=スフェーンは、くさび(木をわる道具)のような形の結晶をつくる石です。みどりや黄色をしていて、いちばんのみどころは光を虹色に分ける力(分散)。じつはこの力はダイヤモンドより強く、カットするとちらちらと虹色にかがやきます。「チタン」という金属をふくみます。

歴史・文化

名はギリシャ語 sphenos(くさび)に由来します。チタンの鉱石・チタンの語源にも関わり、宝石としては強い分散で近年人気が高まっています。

言い伝え(参考)

ここは科学的根拠のない文化的な言い伝えです。効果を保証するものではありません。

天然石として語られる効能は文化的な扱いで、科学的根拠はありません。参考として紹介します。

🔬 自由研究のヒント

くさび石(分散0.051)とダイヤモンド(0.044)の『分散(光を虹色に分ける力)』をくらべ、宝石の『火(ファイア)』が何で決まるかを調べよう。

⚠ 注意したいこと

やや軟らかく劈開があるため、ぶつけや傷に注意。

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画像クレジット: Robert M. Lavinsky / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)(CC BY-SA 3.0
参考・出典: GIA Gem Encyclopedia(Gemological Institute of America)

※事実は複数の情報源で確認し、本文はすべて自分の言葉で執筆しています。誤りに気づいたら修正報告からお知らせください。

最終更新:2026年5月31日 | この情報の誤りを報告する