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鶏冠石の写真

鶏冠石けいかんせき

リアルガー
Realgar

燃えるような赤橙。光で崩れるヒ素の結晶

ヒ素の硫化鉱物。鮮やかな赤橙色の結晶をつくるが、長く光にあたると分解して黄色い粉に変わる。有毒。

硬度 1.5〜2
比重 3.50〜3.60
結晶系 単斜晶系
化学式 As₄S₄
解説の見せ方:
鶏冠石 — 一問一答
Q.鶏冠石の硬さ(モース硬度)は?
A.鶏冠石のモース硬度は1.5〜2です。比重は3.50〜3.60です。
Q.鶏冠石の見分け方は?
A.燃えるような赤橙色でやわらかく(硬度1.5〜2)、橙色の条痕=鶏冠石。同じ赤でも重い褐鉛鉱(六角柱・比重大)や辰砂(赤い条痕)とは硬さ・条痕で区別できる。
Q.鶏冠石は何色?
A.鶏冠石の色は赤〜橙赤です。
基本データ・物性

物性値は下記「出典」に基づき転記しています。推測値は載せていません。

化学式As₄S₄
結晶系単斜晶系(晶癖:短柱状・塊状)
赤〜橙赤
モース硬度1.5〜2
比重3.50〜3.60
光沢樹脂〜脂肪光沢
条痕橙〜赤
透明度透明〜半透明
劈開一方向に良好
断口貝殻状
主な産地中国、アメリカ、ペルー、ルーマニア
用途標本(かつて顔料・花火)
宝石としての扱いやわらかく有毒・光で劣化するため宝飾不可。標本は遮光保管。
希少性やや珍しい
物性値の出典 Handbook of Mineralogy
物性の目安
モース硬度1.5〜2 / 10
滑石1石英7ダイヤ10
比重(ずっしり感)3.50〜3.60
水1石英2.65金19

硬度はひっかき傷のつきにくさ、比重は同体積の水の何倍重いかを表します。

🔎

見分け方の決め手

燃えるような赤橙色でやわらかく(硬度1.5〜2)、橙色の条痕=鶏冠石。同じ赤でも重い褐鉛鉱(六角柱・比重大)や辰砂(赤い条痕)とは硬さ・条痕で区別できる。

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科学でわかること

同じページのまま、上の切り替えで「こども向け/大人向け」の解説に変わります。

鶏冠石(けいかんせき)=リアルガーは、にわとりのとさかのように、もえる赤橙色をした石です。とてもあざやかですが、ヒ素という毒をふくむので、さわったら手を洗い、口に入れてはいけません。

もう一つのおもしろい性質は、長いあいだ光にあたると、だんだんくずれて黄色い粉に変わってしまうこと。だから博物館では暗いところに保管されます。

歴史・文化

名はアラビア語 rahj al-ghar(坑道の粉)に由来します。古来『鶏冠石』の赤は顔料として、また東洋医学・錬金術でも扱われましたが、強い毒性をもちます。

言い伝え(参考)

ここは科学的根拠のない文化的な言い伝えです。効果を保証するものではありません。

天然石として語られる効能は文化的な扱いで、科学的根拠はありません。むしろ有毒のため取り扱いに注意が必要です。

🔬 自由研究のヒント

鶏冠石が『光で黄色い粉に変わる』ことを安全に資料で調べ(実物は有毒・遮光保管)、石黄(オーピメント)との関係=赤と黄のヒ素鉱物の違いをまとめよう。

⚠ 注意したいこと

ヒ素を含み有毒。素手で長く触れない・粉を吸わない・口に入れない・触れたら手を洗う。光で劣化するため遮光保管。

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画像クレジット: Robert M. Lavinsky / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)(CC BY-SA 3.0
参考・出典: Handbook of Mineralogy(Mineralogical Society of America)

※事実は複数の情報源で確認し、本文はすべて自分の言葉で執筆しています。誤りに気づいたら修正報告からお知らせください。

最終更新:2026年5月30日 | この情報の誤りを報告する