本文へスキップ
重晶石の写真

重晶石じゅうしょうせき

Barite
別名:バライト、バーライト

見た目より重い。砂漠のバラをつくる鉱物

硫酸バリウムの鉱物。無色〜白で、見た目に比べ重い。砂を巻き込んだ「砂漠のバラ」をつくる。

硬度 3〜3.5
比重 4.48〜4.50
結晶系 斜方晶系
化学式 BaSO₄
解説の見せ方:
重晶石 — 一問一答
Q.重晶石の硬さ(モース硬度)は?
A.重晶石のモース硬度は3〜3.5です。比重は4.48〜4.50です。
Q.重晶石の見分け方は?
A.やわらかい(硬度3〜3.5・ナイフ傷)のに見た目より重い(比重4.5)=重晶石。同じく白い方解石(比重2.7・酸で発泡)とは重さと酸反応で区別できる。
Q.重晶石は何色?
A.重晶石の色は無色〜白・淡黄です。
基本データ・物性

物性値は下記「出典」に基づき転記しています。推測値は載せていません。

化学式BaSO₄
結晶系斜方晶系(晶癖:板状・砂漠のバラ)
無色〜白・淡黄
モース硬度3〜3.5
比重4.48〜4.50
光沢ガラス光沢
条痕
透明度透明〜半透明
劈開完全
断口不平坦
蛍光あり:産地により紫外線で蛍光することがある。
主な産地アメリカ、中国、モロッコ、イギリス
用途掘削泥水材、X線造影剤、塗料の充填材
宝石としての扱いやわらかく標本向き。砂漠のバラが人気。
希少性よく見られる
物性値の出典 Mindat.org(鉱物データベース)
物性の目安
モース硬度3〜3.5 / 10
滑石1石英7ダイヤ10
比重(ずっしり感)4.48〜4.50
水1石英2.65金19

硬度はひっかき傷のつきにくさ、比重は同体積の水の何倍重いかを表します。

🔎

見分け方の決め手

やわらかい(硬度3〜3.5・ナイフ傷)のに見た目より重い(比重4.5)=重晶石。同じく白い方解石(比重2.7・酸で発泡)とは重さと酸反応で区別できる。

鉱物判別キーで順番に絞り込む →
科学でわかること

同じページのまま、上の切り替えで「こども向け/大人向け」の解説に変わります。

重晶石(じゅうしょうせき)=バライトは、白っぽい石ですが、見た目よりずっしり重いのが特徴です。すなの中でできると、花びらのような形「砂漠のバラ」になります。レントゲンの検査の薬(バリウム)にも使われます。

歴史・文化

重い性質から古くから注目され、近代では石油掘削の泥水材として大量に使われています。バリウムは18世紀にこの鉱物から見いだされました。

言い伝え(参考)

ここは科学的根拠のない文化的な言い伝えです。効果を保証するものではありません。

天然石として語られる効能は文化的な扱いで、科学的根拠はありません。参考として紹介します。

🔬 自由研究のヒント

同じくらいの大きさの石英と重晶石を手に持ち、重さ(比重2.65と4.5)のちがいを体感しよう。比重の意味をまとめる研究になります。

⚠ 注意したいこと

やわらかく劈開しやすい。粉を吸わないように。

似た色の鉱物
鉱物のほかの鉱物
シェア: X (Twitter) LINE Facebook
画像クレジット: Robert M. Lavinsky / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)(CC BY-SA 3.0
参考・出典: Mindat.org(鉱物データベース)(Hudson Institute of Mineralogy)

※事実は複数の情報源で確認し、本文はすべて自分の言葉で執筆しています。誤りに気づいたら修正報告からお知らせください。

最終更新:2026年5月30日 | この情報の誤りを報告する