本文へスキップ
赤銅鉱の写真

赤銅鉱せきどうこう

キュープライト
Cuprite

深紅に透ける銅の酸化鉱物

酸化銅(I)の鉱物。深い赤色で金剛光沢をもち、透明な結晶は宝石にもなる。銅の鉱石。

硬度 3.5〜4
比重 6.00〜6.20
結晶系 等軸晶系
化学式 Cu₂O
解説の見せ方:
赤銅鉱 — 一問一答
Q.赤銅鉱の硬さ(モース硬度)は?
A.赤銅鉱のモース硬度は3.5〜4です。比重は6.00〜6.20です。
Q.赤銅鉱の見分け方は?
A.深紅で透け、亜金剛光沢をもち手に重い(比重約6.1)=赤銅鉱。同じ赤でも軽い辰砂(条痕が赤・硬度2)とは重さと光沢で区別できる。
Q.赤銅鉱は何色?
A.赤銅鉱の色は深紅〜赤褐です。
基本データ・物性

物性値は下記「出典」に基づき転記しています。推測値は載せていません。

化学式Cu₂O
結晶系等軸晶系(晶癖:八面体・立方体・針状(毛状))
深紅〜赤褐
モース硬度3.5〜4
比重6.00〜6.20
光沢亜金剛〜金属光沢
条痕褐赤
透明度透明〜不透明
劈開不明瞭
断口貝殻状〜不平坦
主な産地ナミビア、コンゴ、オーストラリア、フランス
用途工業(銅鉱石)・標本
宝石としての扱い透明結晶はカットされるが軟らかく鑑賞用。標本人気が高い。
希少性やや珍しい
物性値の出典 Handbook of Mineralogy
物性の目安
モース硬度3.5〜4 / 10
滑石1石英7ダイヤ10
比重(ずっしり感)6.00〜6.20
水1石英2.65金19

硬度はひっかき傷のつきにくさ、比重は同体積の水の何倍重いかを表します。

🔎

見分け方の決め手

深紅で透け、亜金剛光沢をもち手に重い(比重約6.1)=赤銅鉱。同じ赤でも軽い辰砂(条痕が赤・硬度2)とは重さと光沢で区別できる。

鉱物判別キーで順番に絞り込む →
科学でわかること

同じページのまま、上の切り替えで「こども向け/大人向け」の解説に変わります。

赤銅鉱(せきどうこう)=キュープライトは、深い赤色に透ける石です。「銅(どう)」と酸素からできていて、銅をとり出す鉱石のひとつ。とてもきれいな赤い結晶はカットして宝石にもなりますが、やわらかいのでこわれやすく、コレクターに大切にされます。

歴史・文化

古くから銅の鉱石として採掘され、名はラテン語 cuprum(銅)に由来します。ナミビア・コンゴ産の宝石質結晶が有名です。

言い伝え(参考)

ここは科学的根拠のない文化的な言い伝えです。効果を保証するものではありません。

天然石として語られる効能は文化的な扱いで、科学的根拠はありません。参考として紹介します。

🔬 自由研究のヒント

赤銅鉱(赤)・孔雀石(緑)・藍銅鉱(青)・翠銅鉱(緑)は、どれも『銅』からできた鉱物。銅が酸素や炭酸とむすびついて、どんな色になるかを表にまとめよう。

⚠ 注意したいこと

やわらかく重い。衝撃に注意。

似た色の鉱物
原石・鉱石のほかの鉱物
シェア: X (Twitter) LINE Facebook
画像クレジット: Robert M. Lavinsky / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)(CC BY-SA 3.0
参考・出典: Handbook of Mineralogy(Mineralogical Society of America)

※事実は複数の情報源で確認し、本文はすべて自分の言葉で執筆しています。誤りに気づいたら修正報告からお知らせください。

最終更新:2026年5月31日 | この情報の誤りを報告する