菱亜鉛鉱と異極鉱 の見分け方
どちらも亜鉛鉱床にできる青緑のブドウ状鉱物。決め手は酸への反応。
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決め手になるテスト
うすい酸(希塩酸)をかける:菱亜鉛鉱(炭酸塩)は発泡し、異極鉱(ケイ酸塩)は発泡しない。菱亜鉛鉱はより重く(比重4.4)、異極鉱はやや軽い(3.4〜3.5)。
一問一答
- Q.菱亜鉛鉱と異極鉱の見分け方は?
- A.うすい酸(希塩酸)をかける:菱亜鉛鉱(炭酸塩)は発泡し、異極鉱(ケイ酸塩)は発泡しない。菱亜鉛鉱はより重く(比重4.4)、異極鉱はやや軽い(3.4〜3.5)。
| 菱亜鉛鉱 | 異極鉱 | |
|---|---|---|
| 化学式 | ZnCO₃ | Zn₄Si₂O₇(OH)₂·H₂O |
| 結晶系 | 三方晶系 | 斜方晶系 |
| モース硬度 | 4〜4.5 | 4.5〜5 |
| 比重 | 4.40〜4.50 | 3.40〜3.50 |
| 光沢 | 脂肪〜真珠光沢 | ガラス〜絹糸光沢 |
| 条痕 | 白 | 白 |
| 劈開 | 三方向に完全(菱面体) | 一方向に完全 |
| 色 | 青緑・黄・桃・無色 | 空色〜無色 |
※ 金色の値はちがいがある項目です。
菱亜鉛鉱(スミソナイト)と異極鉱(ヘミモルファイト)は、どちらも亜鉛鉱床の酸化帯にできる青緑のブドウ状鉱物で、見た目がよく似ています。古くは『カラミン』とまとめて呼ばれていました。
決め手は酸への反応。菱亜鉛鉱は炭酸亜鉛なので、うすい酸をかけると二酸化炭素の泡を出します。異極鉱はケイ酸塩なので反応しません。
重さも手がかりで、菱亜鉛鉱(比重約4.4)は異極鉱(約3.4〜3.5)より重く感じます。どちらも亜鉛の鉱石で、青緑の発色には銅が関わります。