ムーンストーンとラブラドライト の見分け方
どちらも長石の仲間で、光のきらめきが魅力。だが光り方(シラーと遊色)が違う。
🔑
決め手になるテスト
光のきらめきを見る:ムーンストーンは青白い光がふわりと移動する(シラー)。ラブラドライトは暗い地に青・緑・金の閃光が角度で現れる(ラブラドレッセンス)。
一問一答
- Q.ムーンストーンとラブラドライトの見分け方は?
- A.光のきらめきを見る:ムーンストーンは青白い光がふわりと移動する(シラー)。ラブラドライトは暗い地に青・緑・金の閃光が角度で現れる(ラブラドレッセンス)。
| 月長石 | ラブラドル長石 | |
|---|---|---|
| 化学式 | (K,Na)AlSi₃O₈ | (Ca,Na)(Al,Si)₄O₈ |
| 結晶系 | 単斜〜三斜晶系 | 三斜晶系 |
| モース硬度 | 6〜6.5 | 6〜6.5 |
| 比重 | 2.56〜2.59 | 2.68〜2.72 |
| 光沢 | ガラス〜真珠光沢 | ガラス光沢 |
| 条痕 | 白 | 白 |
| 劈開 | 二方向に良好(約90°) | 二方向に良好 |
| 色 | 乳白(青いシラー) | 灰色地に青〜緑の閃光 |
※ 金色の値はちがいがある項目です。
ムーンストーンとラブラドライトは、どちらも長石(ちょうせき)の仲間で、内部の薄い層が光を散らして輝きます。でも光り方が違います。
決め手はきらめきの種類。ムーンストーンは乳白色〜半透明で、青白い光がふわっと表面を移動する『シラー(アデュラレッセンス)』を見せます。ラブラドライトは暗い灰色の地に、青・緑・金の鋭い閃光が、見る角度で現れたり消えたりする『ラブラドレッセンス(遊色)』が特徴です。
どちらも約90°の劈開をもつ長石ですが、ムーンストーンはおもにカリ長石+ソーダ長石、ラブラドライトはカルシウムに富む斜長石です。