翠銅鉱とエメラルド の見分け方
濃い緑の結晶どうし。歴史的に混同された。決め手は硬さと比重。
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決め手になるテスト
硬度:エメラルド(緑柱石・7.5〜8)は翠銅鉱(5)を傷つけられる。翠銅鉱は劈開でもろく比重3.3、エメラルドは劈開が弱く比重2.7。
一問一答
- Q.翠銅鉱とエメラルドの見分け方は?
- A.硬度:エメラルド(緑柱石・7.5〜8)は翠銅鉱(5)を傷つけられる。翠銅鉱は劈開でもろく比重3.3、エメラルドは劈開が弱く比重2.7。
| 翠銅鉱 | 緑柱石 | |
|---|---|---|
| 化学式 | Cu₆Si₆O₁₈·6H₂O | Be₃Al₂Si₆O₁₈ |
| 結晶系 | 三方晶系 | 六方晶系 |
| モース硬度 | 5 | 7.5〜8 |
| 比重 | 3.28〜3.35 | 2.63〜2.80 |
| 光沢 | ガラス光沢 | ガラス光沢 |
| 条痕 | 淡緑 | 白 |
| 劈開 | 三方向に完全 | 不完全 |
| 色 | エメラルド緑 | 緑・水色・桃・無色(微量元素で変化) |
※ 金色の値はちがいがある項目です。
深いエメラルドグリーンの翠銅鉱(ダイオプテーズ)は、かつて本物のエメラルドと取りちがえられました。どちらも緑の発色は銅・クロムなど遷移金属によります。
決め手は硬度。エメラルド(緑柱石)は硬度7.5〜8で、翠銅鉱(硬度5)を簡単に傷つけられます。逆に翠銅鉱はエメラルドを傷つけられません。
翠銅鉱は三方向に完全な劈開をもちもろく、手に持つとやや重い(比重約3.3)。エメラルドは六角柱状で比重2.7前後と軽め。翠銅鉱は銅鉱床、エメラルドはペグマタイトや変成岩と、できる場所も異なります。