褐鉛鉱と辰砂(赤い鉱物) の見分け方
鮮やかな赤い鉱物どうし。条痕の色と結晶の形で見分けられる。
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決め手になるテスト
白い条痕板でこする:辰砂は鮮やかな赤い条痕、褐鉛鉱は白〜淡黄の条痕。褐鉛鉱は六角柱が群生、辰砂は塊状や菱面体で硬度2と非常にやわらかい。
一問一答
- Q.褐鉛鉱と辰砂(赤い鉱物)の見分け方は?
- A.白い条痕板でこする:辰砂は鮮やかな赤い条痕、褐鉛鉱は白〜淡黄の条痕。褐鉛鉱は六角柱が群生、辰砂は塊状や菱面体で硬度2と非常にやわらかい。
| 褐鉛鉱 | 辰砂 | |
|---|---|---|
| 化学式 | Pb₅(VO₄)₃Cl | HgS |
| 結晶系 | 六方晶系 | 三方晶系 |
| モース硬度 | 3〜4 | 2〜2.5 |
| 比重 | 6.60〜7.10 | 8.00〜8.20 |
| 光沢 | 樹脂〜亜金剛光沢 | 金剛〜亜金属光沢 |
| 条痕 | 白〜淡黄 | 赤 |
| 劈開 | なし | 三方向に良好 |
| 色 | 鮮赤〜橙赤 | 朱赤色 |
※ 金色の値はちがいがある項目です。
燃えるような赤の褐鉛鉱(バナジナイト)と辰砂(シンナバー)。どちらも赤い鉱物ですが、性質はかなり違います。
決め手は条痕。白い素焼き板でこすると、辰砂は鮮やかな赤い筋を残しますが、褐鉛鉱は白っぽい〜淡い黄色の筋になります。
結晶の形も、褐鉛鉱は赤い六角柱が母岩に群生し、辰砂は塊状や菱面体です。どちらも鉛・水銀を含み比重が大きく重いですが、辰砂は硬度2と非常にやわらかく、爪に近い硬さです。※辰砂は水銀を含むので扱いに注意。