本文へスキップ

ルビーとスピネル の見分け方

歴史的に混同された赤い宝石。硬さ・結晶形・光学性で見分ける。

🔑

決め手になるテスト

硬度:ルビー(コランダム・9)はスピネル(8)を傷つけられる。ルビーは六角板状で複屈折、スピネルは正八面体で単屈折(光が二重に見えない)。

一問一答
Q.ルビーとスピネルの見分け方は?
A.硬度:ルビー(コランダム・9)はスピネル(8)を傷つけられる。ルビーは六角板状で複屈折、スピネルは正八面体で単屈折(光が二重に見えない)。
鋼玉 尖晶石
化学式 Al₂O₃ MgAl₂O₄
結晶系 三方晶系 等軸晶系
モース硬度 9 8
比重 3.95〜4.10 3.58〜3.61
光沢 ガラス〜金剛光沢 ガラス光沢
条痕
劈開 なし(裂開あり) なし
赤(ルビー)・青(サファイア)ほか 赤・桃・青・紫など

金色の値はちがいがある項目です。

「黒太子のルビー」が実はスピネルだった——というほど、赤いルビーとスピネルは似ています。

硬度はルビー9、スピネル8で、ルビーがスピネルを傷つけられます。

結晶の形も、ルビーは六角板・樽状、スピネルは正八面体(サイコロを2つ合わせた形)です。決定的なのは光学性で、ルビーは複屈折(中の線が二重に見える)、スピネルは等軸晶系で単屈折です。色みもルビーがやや青みの赤、スピネルは明るい赤が多い傾向です。